相模原市中央区中央3-12-3 商工会館2階
042-753-7637
  • Home
  • 会員企業PR
  • 平成30年度 相模原商工会議所青年部 会長 インタビュー

平成30年度 相模原商工会議所青年部 会長 インタビュー

有限会社長谷川板金工業所 代表取締役
平成30年度 相模原商工会議所青年部 会長
長谷川明

オフィシャルサイト リニューアル記念 インタビュー

「昭和50年5月9日生まれの43歳。今年度から25代目の相模原商工会議所青年部 会長、拝命させてもらっております」

 

相模原商工会議所 青年部のホームページリニューアルに伴う記事掲載のため、長谷川明会長にお時間をいただいた。氏は創業74年目を迎える老舗 有限会社長谷川板金工業所にて、代表取締役を務めている。

 

「相模原は富士見にて、屋根工事、板金工事、防水工事、それと建築一式工事を業種として、企画、設計、施工、施工管理を行っております。板金と聞くと車のイメージになると思うのですが、うちは「シートメタル」という薄板 ―――0.3mm~0.8mmまでの鋼板製の板を折り紙のように加工をして、防水処理に使用したり、屋根の成型をしたりと施工してます。従業員は役員が3名、従業員が5人で計8名。大学卒業してすぐ入社して、27歳のときに専務、そして37歳のときに代表になりました。今は営業と企画がメインだけど、もともとが職人上がりだから設計も施工もやります。現場の比率は全体の1割くらいだけど、他と同じように人手が足りないですから」

 

YEG会長に就任し、会社の生産性は上がった

 

-長谷川板金工業所の一番の強みというのは?

何年か前に、長谷川板金ができる工事や業務を、ある程度パッケージ化したんです。金額は少し高くなってしまいますが、お客様からすれば丸ごと頼める状況になりますから、面倒な手間が省けます。いろんな業者が入らないから、問題も起きにくい。諸々を一括で受注するので薄利多売はできないかもしれませんが、結果的には必ずお客様のためにはなる。そう心がけて現在もやっていますね。

 

-横に広げるよりも、ひとり一人のお客様を大事にして、満足度で勝負する?

だから現状は、新規の依頼を断ってしまうケースもあります。今のやり方でこれ以上広げてしまうと、ひとつ一つの仕事を蔑ろにしてしまう可能性がある。もちろん売り上げを増やしていくことは重要ですから、それはこれからの課題だと思っています。今のお客さんとの関係性を保ちながら、今後は外へも宣伝もしていかなければいけない。そのためにも今は、長谷川板金としての業務をマニュアル化して、新入社員が入ってもすぐに分かるような形にしておかなければいけないと思っていて。そういった点については、ちょうど今、YEGで組織論を学びながら勉強しているところかなと思います。

 

-相模原商工会議所 青年部(以下、YEG)に参加されたのはいつ?

たぶん29歳か30歳の年だと思います。

 

-そもそもYEGに入ろうと思ったきっかけは?

最初は先輩に引っ張られただけで、気持ちは何もなかったですね。俺は大学を卒業してすぐにこの会社に入ったから、修行に出ていなかったんですよ。先生と親父しか知らなかったから、YEGに入った当初はよく怒られました(笑)。「そういう酒のノリはダメだ」とか「ここは多めにしゃべっちゃいけないよ」とか、それを教えてくれたのがかつての先輩たちだった。そうやってYEGに育ててもらう中で自我も芽生えてきて、どうすれば稼げるかとか、どうすればお客様により支持してもらえるかとか、自分で考えられるようになっていきましたね。

 

-そして今年度、相模原YEGが50周年を迎えるタイミングで会長に就任されましたが、傍から見ていても本当に多忙な毎日だと思います。それは本業にも差し支えが生じるほどではないかとも思うのですが?

でも、実は会社の生産性は上がっているんですよ。時間がない分、詰めるから。今ある時間をとにかく有効に使おうとするし、俺は見るだけ見て、社員に決めさせるという判断も必要になってくる。まだ結果が出たわけじゃないから偉そうに言えないかもしれないけど、YEGの会長を務めるということは、ビジネスマンとしてプラスになってると信じています。

そして、だからこそ俺は仕事で絶対に失敗できないと思っています。「会長をやったから売り上げが下がりました」では、これから会長になる人たちに申し訳が立たない。だからYEGの会長職のときは会社を上に行かせなければいけないし、その上でYEGも頑張らなければいけない。そこを両立できたら、ちょっとは強くなるかなって。

 

-そういう意味でも、50周年における会長職というのは、ハイリスクな部分もありますよね。

50周年は大切ですけど、やっぱりひとつの通過点なんですよね。50周年をやることが目的ではなくて、みんなで悩んで、団結して、時にはぶつかり合ったりもしながら、成長していく。それが一番大切なことだと思います。

 

だって俺、この団体好きだもん

 

-しかも今年度は経験の浅いメンバーを理事に任命するなど、人事についても挑戦的と思えるところもあります。

もちろん経験者を並べた楽な人事というのは、あったと思います。でも、俺も含めて経験者たちのほとんどは、あと2~3年で卒業になってしまうから、これからのメンバーたちも自主的に考えなければいけないと思うんです。だってもう、トップダウンに素直に従う世代ではないじゃないですか。自主性が強い世代だからこその人選、それは間違いなくありました。楽か否かで言ったら後者かもしれないけど、俺はこれで合ってると思う。何より楽しいからね。

 

-たしかに今年度の相模原YEGは世代を超えて仲が良く、楽しんでいる人が多い印象はあります。

それが合っているのかはわかりませんし、実際に「会長はそういうものではない」と言う人もいます。でも実はこの前、若いメンバーと話していたら「相模原YEGは楽しい」と話してて、理由を訊いたら「先輩をイジっても怒られないから」って(笑)。

それは半分冗談だろうけど、うちは年長から若者まで本当に仲が良い。先輩でも偉そうにせず、いろいろ話を聞いてくれる。その上でアドバイスをする人たちが多いから、後輩たちも受け入れやすいと思うんだよね。先輩だから偉いとか後輩だから黙ってるとか、そういう話じゃない。だからこそ若い世代が入ってきやすい環境ができているんだと思います。

 

-明さんは次の世代のことまで見ているんですね。

だって俺、この団体好きだもん。ずーっとみんながYEGで活躍して、青年経済団体だと自信を持って胸を張ってほしい。商人としてやれることとやれないことがあるけど、それでも地域の、相模原のためになると思って活動していきたいと思いますし、最終的には各々の事業の売り上げも伸びたりしたら最高じゃないですか。

 

-では最後になりますが、YEGで「あいうえを作文」をお願いします!

……整いました! Y=わいわい、E=いい加減な、G=グループ!

 

-・・・・。ありがとうございました。

 

Hasevan (有限会社長谷川板金工業所)

〒252-0237

神奈川県相模原市中央区富士見4丁目5−21

TEL:042-752-1659

Facebook:https://www.facebook.com/hasevan/

 

事業内容:建設業

・屋根工事

・板金工事

・防水工事

・金属工事に付随する企画

・設計

・施工

・管理

関連記事

50049727_1993407514061525_3456108209691951104_n
2/16開催!50周年記念イベント「YAMATEN」

寒い冬こそ火を囲もう!相模原で冬のアウトドアライフを 私たち相模原商工会議所青年部50周年記念のイベント事業として、来る2019年2月16日(土)に「YAMATEN」(冬を楽しむ山の展覧会)を開催いたします。 東京近郊と…

IMG_1262
新しい風を吹かせる!人づくりのプロ社労士に聞く

人手不足、ブラック企業、残業代不払、セクハラ・パワハラ、働き方改革などなど……。昨今の労務には、中小企業の経営者にとっては頭を悩ませる課題が多いが、そのアドバイスをしてくれるのが社会保険労務士である。   とて…

スクリーンショット 2018-10-10 12.04.06
11/6開催 さがみはら商人思草塾 in 相模原市立産業会館

世界的リーダーに学ぶ自分軸の作り方とコミュニケーションの方法 私たち相模原商工会議所青年部にて企画をしております、さがみはら商人思草塾。 今年は11月に開催します! 今回のゲスト講師は世界有数の経済誌Forbes。その日…

エッジロゴ2018
第3回サガミハラエッジ芸人バトル出場者募集中!!

今年も相模原を爆笑の渦に!!   2016年から始まったさがみはらフェスタの人気コンテンツ「サガミハラエッジ芸人バトル」が今年も開催になります。 募集要項などはさがみはらフェスタホームページをご覧ください。 h…

IMG_1761
遮熱塗料って知ってます?

タカラリホーム株式会社 代表取締役 目立ってるぞ!裏方委員会 広報グループ 山本 武仁 住まいが涼しくなる塗料!? 8月上旬、タカラリホーム株式会社 代表取締役の山本 武仁さんをお誘いし、相模原駅から…