第14話 めでたし、めでたし
照手姫と小栗は、再会しました。
大変な苦労をしましたが、夢を叶えることが出来たのです。
照手姫は、小栗の一行を萬屋(よろずや)へ案内しました。
萬屋のあるじ主人も小萩がお姫様であることを知りつらい仕事をさせていたことを謝りました。
照手姫と小栗は、結(むすぶ)神社に御礼に行き、小栗は、照手姫の父の仇でもある横山将監を成敗し悪事を正しました。
その後、小栗は、人々を大切にする立派な殿様になり、照手姫は人々に慕われ、やさしい母親になりました。
そして、子宝に恵まれ、二人は、末永く幸せに暮らしました。