第1話 照手姫(てるてひめ)誕生

むかしむかし、相模の国の物語…
きれいなお姫様の物語…

春のあたたかな日ざしの中で元気いっぱいひばりがさえずっています。

ここは、相模の国の横山丘陵です。

「お殿様~お殿様~。いずこにおじゃる~」

家来みんなが大騒ぎでお殿様をさがしています。

「お殿様、元気なお姫様がお生まれになりました。」

照手姫の誕生です。国をあげて大喜びです。

屋敷のそばには地蔵菩薩があり、きれいな湧水が流れています。

そのうぶ湯につかったお姫様に、お殿様と家来たちは「強さ」お母さんと姥や侍女たちは、「やさしさ」。そして、湧き水は「美しさ」を与えました。

照手姫は、いつも村の子供たちと鬼ごっこをしたり、本を読んでいました。

ある時、お父さんが大切に使っていた榎木の杖が折れてしまいました。

照手姫はかわいそうに思い、お母さんといっしょに、この杖を土に埋めてあげました。

するとどうでしょう。杖から芽が出て、根づいたのです。

そのやさしさと不思議さにお父さんも関心しました。

こうして照手は、やさしくきれいなお姫様に成長していきました。

てるて姫

 

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